道理に適う
富樫@オークリッチです。
最近、テレビ番組の「相棒」にはまっている。とはいっても私ではなくうちのカミさん。
毎週録画予約して、見逃しのないように用意周到に準備。
視聴率もあのサザエさんに次ぐ高い視聴率を維持している人気番組だと聞く。
たまにいっしょに観ると、話の展開や意外性は、古くはあの小説家アーサー・コナン・ドイルの「シャーロックホームズ」や、アガサ・クリスティ原作の「名探偵ポアロ」の空気感に似ているような気がして、カミさんがはまるのも納得。今やどのチャンネルも、お笑い芸人が幅を利かす軽い番組が多い中、それに満足しない視聴者の心を掴む何かが存在するのだろう。
基本的に一話完結であるはずの「相棒」という番組が、どうしてこれほどまた観てみたいと思わせる高い視聴率(言い換えればリーピーター)を獲得できるのだろうか。
最近読んだ本の中で、およそ次のような記述があったことを思い出した。
「この世の事象全ては道理で成り立っている。全ての結果は物事の道理に従って導き出されているもので、道理に外れた結果などあり得ない。」というもの。
とすれば、この「相棒」という番組が高い支持を得ているという結果は、制作側の意図や視聴する側の意識の有無にかかわらず、きちんと理屈で説明できる、すなわち「道理に適っている」ということになる。
もちろん、制作側に計算された理詰めが存在しないはずはなく、練りに練り上げたその仕掛けが、受け入れられ支持されているということだろう。
フィクションではあるけれど、ひとつひとつ目の前の事象を、科学的な根拠と(ほとんど番組には出てこないが)裏づけ捜査という正攻法で、頭脳明晰な刑事が理詰めで解析しながら、人間の深層心理をあぶりだし、事件を解決していく。まさにこのプロセスが視聴者の納得・共感を呼んでいるのではないか。そして最後は単純に割り切れない人間社会の描写。以前の番組アーカイブと見比べてみると、明らかにこの傾向が強まっていると感じるのは気のせいか。
いずれにしても最も気になるのが、この番組を人気の高まっている今の方向に向けた理詰めの力が、どのように作用して現在の姿があるのかである。
着実にリーピーターを確保し、ネットビジネスを成功させているサイトには、きっと同じ作用が働き、結果を説明できる道理があるはず。
時は休むことなく進み、成功に向かう道理も変化していく。道理の突き詰め方に正解はないのかも知れないが、逆に全ての人にチャンスもあるということか。
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