最近のノンアルコール飲料のテレビコマーシャルに違和感がある。
行楽の時季であるからなのか、高速道路のサービスエリアを思わせるシチュエーション
で、車を運転してきたと思われる大勢の人や、帽子をかぶったバスの運転手らしき人まで登場し、ノンアルコールビールで乾杯しているシーン。
テロップには、飲酒運転は止めましょう・・的な文字が並ぶ。
いくらノンアルコールビールだからといっても、勤務時間に飲まれると、このバスに乗っていいものかどうか考えてしまうし、第一にそこまでして飲まなきゃいけない運転手の人間性を疑ってしまうのは私だけ?
この他にも、オフィスがオープンカフェになるノンアルコールカクテルなるもののCMも出現。昼のうちから乾杯モードで大いに盛り上がっている。
これらの小さな事にも、毎回非日常の違和感を感じるけれど、もっともっと違和感を感じるのが、このCMを流しているノンアルコールビールの製造元。
私が見たノンアルコール飲料は、全てアルコール飲料の製造・販売会社。
これって・・、回りまわって自分の首を自分で絞める結果になってないんだろうか?と
全く余計な心配をしてしまう。
確かに、アルコールを受け付けない人や、何らかの理由で飲むことができない人にとっては、有益だと思うし存在していることが当然のカテゴリ飲料だと思う。
しかし、今流れているCMを見る限り、アルコール飲料を世に送り出してきた企業の、誇りというか企業理念というか、そういった凛としたものが全く感じられないし、より美味しいものとか新たなジャンルのアルコール飲料の展開とか、今までその企業の商品を買ってくれていたお客様へのベクトルがどんどん弱まっていくように映る。
例年にない酷暑に見舞われた今年の夏。それでもビールの販売総量は伸び悩んだという。ノンアルコール飲料との因果関係は分からないが、本業を脇においての事業展開の先にあるのは成功なのかどうか。
今夜も、あの底抜けに明るいCMに対し違和感を解消できずにいる。
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