夜のお楽しみ
(株)オークリッチの富樫と申します。
今月は、私の担当ということですので、よろしくお願いいたします。
さて、初回の話題は私の夜のお楽しみを。
私自身は、ゴールデンタイムのテレビ番組をじっくり観る習慣はほぼゼロ。
理由はというと、仕事や会議、各種団体の事務にサイト更新作業など諸事情が優先され、テレビ視聴のプライオリティが、かなり低くなっているため。
必然的に23時以降のテレビ番組が「お友達」となる。
このころの時間帯になると、かなり視聴者の対象を絞り込んでいる番組が多く、その分野に興味のある人が見ると、結構はまってしまうような番組もちらほら。
でも一番面白いのはCM。
稚拙なCMもあれば、なるほどと思わせるCMもあったりで、玉石混淆。
女性をターゲットにするなら商品名を連呼、男性ならイメージで、というセオリーもありだけれど、それだけではくくれない面白CMも目白押しなのである。
番組が視聴者の対象を絞り込んでいる分、CMも計算されているであろうと思われるものが、連夜私を楽しませてくれる。
たとえば、皆さん一度は目にした(聞いた)ことがあると思われる、「デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)」のCM。
何となく観ていれば、何ともないある特定の趣味を持った人へのCM、なのだけれど、よく考えてみてほしい。
深夜、それも日付が変わるかどうかの時間帯に、「週刊 仮面ライダーオフィシャルデータファイル」のCMを、なぜやっているのか。
そう、このシリーズを売りたい対象は、「こども」では決してなく、この時間帯に、今まさにテレビを見ている、仮面ライダーに特定の思いを持った「おとな」なのである。
そう思えばナレーションもそれなりの言葉遣い。
その対象に、私も入っているのかと思えば、思い当たるフシが。
小学生のころ、毎週日曜日の確か10時だったか、仮面ライダーの番組があり、翌日の月曜日には学校で話題になっていた、その頃の年代。
懐かしく思い出し、思わず買ってしまう人もいるんだろうなと、一人納得するのである。
試しに、小学生にこのCMを見たことがあるかと聞けば、答えは「NO」と返ってくるはず。逆にその子達が見ている時間帯に流れるCMで、私の知らないCMが数多くあり、そのCMの商品のほとんどが、私個人が購入対象ではないというのは、想像に難くない。
計算されたCMが、計算された時間帯に流れ、それを見た消費者が消費行動を起こす。
ウエブサイトでいうところの「キーワード」に、根っこの部分で繋がっているかも知れないと思って見ると、もっと違う面が見えてきそうな・・・。
23時以降のCMウオッチャーが増えそうな予感(笑)
追記
放送倫理・番組向上機構(BPO)が行った調査によると、16~24歳という年代は、「大切だと思うメディア」の第1位は携帯電話で69.5%、テレビはパソコンの次で11.6%というから、今後のネットビジネス展開には追い風か?
詳細は
http://www.bpo.gr.jp/youth/research/images/02_youyaku.pdf

